■対象年齢
(定期接種対象者)
小学6年生から高校1年生相当までの女子(標準的には中学1年生) 12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの間にある女子
(キャッチアップ接種の延長対象者)
令和6年12月16日に開催された第59回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会においてキャッチアップ接種期間が、令和6年度末とされているところ、令和6年度夏以降の需要の大幅な増加に伴い、期間中に接種を希望される方が接種機会を逃さないよう、令和7年3月末までに接種を開始した場合、令和7年度も残りの接種回数分の費用を公費で完了できるようにする方針が了承されました。
対象者:
・平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれまでの女性のうち、令和4年4月1日から令和7年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方
・平成20年度生まれの女子で、令和4年4月1日から令和7年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方
期間:令和7年4月1日~令和8年3月31日まで
■接種期間と接種回数
●2価ワクチン(サーバリックス)
標準的な接種方法として、1か月の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回接種
ただし、当該方法をとることができない場合は、1か月以上の間隔をおいて2回行った後、1回目の接種から5か月以上、かつ2回目の接種から2か月半以上の間隔をおいて1回行う
●4価ワクチン(ガーダシル)
標準的な接種方法として、2か月の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6月の間隔をおいて1回接種
ただし、当該方法をとることができない場合は、1か月以上の間隔をおいて2回行った後、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて1回行う
●9価ワクチン(シルガード9)
シルガード9で接種する方は、1回目の接種を受けるときの年齢によって接種スケジュールが異なり、合計2回または3回接種します。
【2回接種の場合】
※注意点 2回接種で完了できる方は、1回目の接種を小学校6年生の年度初日から15歳の誕生日の前日までに受けた方のみです。
標準的な接種方法として6か月の間隔をおいて2回接種
ただし、当該方法をとることができない場合は、5か月以上の間隔をおいて2回行う
【3回接種の場合】
標準的な接種方法として、2か月の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回行う
※必ず2回目から3回目の間隔が3か月以上空いていることを確認してください。
ただし、当該方法をとることができない場合は1か月以上の間隔をおいて2回行った後、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて1回行う
■注意点等
・原則同じワクチンを使用します。
・接種を希望される場合は、副反応等について十分理解した上で接種してください。
※母子健康手帳又は接種済証で接種履歴をご確認下さい。